2018年にドラマ化された「今日から俺は!!」が、原作からいろいろ改変されていた
そして、2020/07/17(金)~劇場版「今日から俺は!!」が全国ロードショー
しかも、yoshikovskyが「今日から俺は!!」の中でも一番好きなエピソード「北根壊編」
劇場版が公開される前に、黙る事が出来なかったyoshikovskyは、ブログで熱くうざく原作について語った
そして、2020/07/18(土)シネマイクスピアリで劇場版「今日から俺は!!」を観てきたのであった
映画版のあらすじと原作の相違点
映画版のあらすじ(導入まで)
片桐と相良を失った開久高校は、番長不在で統率がとれずにいた
そんな時、姉妹校の高校であり凶悪集団・北根壊校が、校舎が火事によって使用できなくなったことで、一時的に開久高校に通う事になった
開久と北根壊で、初日に早速大乱闘が起きるも、北根壊校の番長・柳と大嶽を筆頭に統率が取れている前で、なすすべもない開久高校
開久は、北根壊校に絡まれなくなるピンポン玉(\5000)を購入させられる
高校受験に失敗して自暴自棄になったことで、開久高校に通っている悟くん
まじめだけれど、正義感の強い悟くんは、ピンポン玉の件を先生に通告するも、北根壊校の生徒にバレて、連日いじめをうけることになる
悟くんのケガをみて、憤りを感じる従姉で女子高生のヤンキー・涼子
悟くんは、涼子が諦める強い相手を咄嗟に答えてしまった
「三橋貴志にやられたんだ」
涼子は諦めるどころか、三橋に仕返しをしに向かってしまう
映画の感想:大乱闘スマッシュブラザーズでした
大乱闘スマッシュブラザーズ感
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開久の連中は、片桐と相良に助けを乞います
このことで、片桐と相良が戻った開久高校vs北根壊校が、工場で決闘します
片桐vs大嶽
相良vs柳
からの
伊藤vs大嶽
三橋vs柳
と、原作ではあり得ない仕様になっています
原作の設定を大きく変えていますが、これはこれでムネアツでした
その他、原作との大きな相違点
今回の記事は、原作と違ってることでキーキーいう事ではないのでさらっと
・原作では、北根壊校が一時的に転入する先は、開久ではなく、代該高校という真面目な人が比較的揃っている高校
・悟くんは、原作では代該高校に通っている
まじめな悟くんが、高校受験失敗したからって、いくらなんでも、卒業生の99%がヤ〇ザになる開久高校に通うなんてありえない!
・涼子は、原作では高身長
今日から俺は!!の身長設定が無視されているのはいわずもがな!
・原作では、悟くんが柳達への恩を伊藤に語り、伊藤は一旦心を打たれる
このエピソードが削られていたので、伊藤が柳と大嶽に怒る理由が弱くなっている
・原作では涼子vs大嶽→劇場版では涼子vs柳
割と早い段階で、ラスボスと戦ってしまうのはしらけるなあ…
副ラスボスの大嶽と戦うから、北根壊校の脅威が伝わるのだけど
あと、その場に居合わせた今井を見て、「こいつが悟をだましたんだ!」と何とかしてもらおうとするのだけど、原作の涼子は、そういう行動は取らないだろうな
意地でも、助けを借りずに戦いそう
・原作では、今井が伊藤に頼まれて、涼子が無事に帰宅するまでボディガードする
涼子が、巻き込んではいけない気持ちで、ずっと今井に悪態をつくが、それでも今井が自宅まで送ってくれたことに涙するのだが、
涙する涼子ちゃん観たかったな…
劇場版では、今井が涼子を柳達の攻撃から全身で守る内容になっています
・劇場版では、涼子が自分のせいで入院している今井に、デレながらプリンを与えている
上記の事から、漫画版では、今井は涼子に対して嫌な印象しか持っておらず、涼子の気持ちに気づかない日々が続きます
なので、今回の劇場版で、設定が破綻してしまいました

もう続編を一切やらないなら、コレデモイイ?
・劇場版では、片桐と相良は海辺の工場で働いている
漫画版では、片桐はたこ焼き屋さんをやっています
相良は、漫画版のラスボスになっていて、最終編まで三橋を潰すために姿を消しています
・原作では、北根壊校が理子や女性の誘拐に失敗して、雄一と良くんを誘拐してしまう
漫画版では、どうでもいい男たちでも、見放さないで必死に助けるシーンがクライマックスになっています
誰に対しても物怖じしない良くんの、柳への悪態もカッコイイです

良くんは必要だよ。省いちゃいけないよ
結局、長くなった!!!
結局、yoshikovskyにとって、原作の改変は他人事じゃなかった
原作懐古主義が、原作の可能性を小さくしてしまっている?
観客は、原作世代<ちびっこ(小学生ぐらい?)が大半だった
大学生~原作世代がほとんどかな?
と、思いきや、小学生がワラワラワラ
親が原作世代??
というわけでもなさそう。親御さんも若かったです
小学生が、今日から俺は!!のパネルの前に集まって、キャッキャしていました
そして、今日から俺は!!のチラシをしっかり握りしめていました
どういう経緯かは分からないけれど、ドラマ版の今日から俺は!!が面白い
と感じたことは確か
原作房が「これは別モノになってる!」といくらわめいても、映画館にいた小学生にとっては、どうでもいいことかもしれません
週間興行収入1位!!(20/7/21発表) 観客動員数60万人突破 興行収入7.8億
原作設定<原作設定改変&福田組の作風
原作房にとっては皮肉にも、この構図が勝ってしまいました
感情論では凄さは伝わらない
数字を語って、人は動く

素直に、おめでとうございます!
続編もあるかもしれないけれど、学生役やるにはみんないい歳&既婚者ばっか!
原作にきれいに沿っても、原作から発展できないこともある
今回のドラマ化・映画化は、福田組ブランドが一役買っていることは確か
それを楽しみにして観るようになった、新規視聴者・読者も多いはず
私は原作が大好きなので、できるだけ原作に沿ってほしいけれど、
そういう原作懐古主義のことばかり気にしていたら、次の世代へバトンを渡せなくなってしまう
幅広い世代へ受け入れてほしいのなら、
現代に即すための改変、そして変化の受け入れなければいけない
キャッキャしていた小学生を見て、切ない気持ちになりました
↓いつかの記事のテーマのようだ
余談:イクスピアリのコロナ対策は万全!お客さんも対策しっかりとって、遊ぶに行くべし!
全体的に開放的なイクスピアリですが、出入口が限定されていました
正門ゲートでは、サーモグラフィーで体温チェック
その他出入口では、簡易体温検査
シネマイクスピアリでは、一席ずつ空けて座席を案内していました
いつもなら入り口付近にある、映画のデカパネル(写真撮影用?)も無く。密防止なのでしょう
経済活動をするにあたって、できるだけ予防をしっかり行っているなら、
それでもコロナ感染者が出てしまったのなら、個人的にはお店や会社を責める気にはなりません

むしろ応援しマス!
シネマイクスピアリは、マスクしないと入場不可
(持ち物確認してね!)
コロナの感染対策をしっかりして、経済活動を楽みましょう♪
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